グランパス ルヴァンカップ 優勝おめでとう!

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2021年のルヴァンカップ優勝から3年後。
2024年国立決勝戦へ!

グランパスを応援。雨の中熱い試合でした!
大雨が予想される中での一戦にもかかわらず、過去最高の入場者数。6万人超えです。


新潟も強かったし、サポーターの応援もすごかったです!
新潟は初優勝に向けて、新幹線も臨時便が出て完売だったそうです。両チームともすごい熱いです。

スタメン

怪我で、出場が心配された「野上」と「河面」。

間に合うか微妙でしたが、決勝のスタメンはこちらでした。

2人とも無事スタメンで、現在のベストメンバーでした。

ひとまず安心しました。

ベンチのメンバーは、武田、ハチャンレ、吉田温紀、中山、菊地、山中、パトリック、山岸、ユンカー

吉田温紀もこの決勝戦でベンチに入っています。
グランパスユース上がりで、DFもボランチもできます。先月にはJリーグ初ゴールも決めてます。
山岸もルヴァンでゴールも決めてて調子がいいし、去年在籍していた福岡ではルヴァンカップ優勝してます。優勝経験者がいるのは若手にとっても心強いですね。

後半から出る選手にも期待です。

決勝 前半

お互いにチームの色が出る立ち上がりでした。
グランパスは、前から激しくチェックして前目で奪いたい。引いた時はカウンターを狙いながら待つ。
新潟は、リーグでパス数が1位。キーパーもパスにどんどん関わってきます。ポゼッションのチームです。

特に前半の守りでは、三國が効いていました。1対1も強く読みも当たっていました。
新潟はダイレクトパスも使いながら、シュートを打ってきましたが、キーパー・ランゲラックはこの決勝でもスーパーセーブ連発です。
今年限りで退団が決まっているランゲラック。どんなラストが待っているのかドキドキしながら観ていました。

前半31分、後ろで組み立てようとする新潟に、前からチェックに行くグランパス。
DFがキーパーにパスしたところで、キーパーに対して和泉がチェック。
キーパーが急いで前に出したが、そのボールは永井に一直線。
永井は、そのままダイレクトでシュート。グランパス待望の先制点です。

まさしく作戦が成功した先制点でした。
先制点を取ったら、勝率が高いグランパス。応援にも熱が入ります。
勝利を信じていました。

前半も終わりに近づいてきた42分。
このまま前半は終わるのかと思い始めたところでした。
椎橋が前に浮き球を出す。前に飛び出していた稲垣がそれを頭で和泉に落として、和泉がDFを1人かわして横パス。
そこには永井。シュートしっかり決めきりました。きれいな流れからのゴールでした。
よく走り前に顔を出す稲垣もすごいし、和泉も2点に絡んだ活躍。和泉はサイドよりこのポジションが合ってると思います。


永井も、監督を優勝させたい。と発言していました。
長谷川監督は、「ガンバ大阪」と「FC東京」の監督時代に優勝していますが、ルヴァンカップ優勝経験3回の監督は、過去いないそうです。
永井の想いが乗ったゴールですね。攻撃だけではなく、守りにも走ってくれました。

前半で2-0。
点差がある時間が長く続けば、さらにグランパス有利です。

熱い応援。後半へ。

後半 どうなる

後半、新潟のボールを持つ時間がさらに長く感じました。
しかし、グランパスも守りながらチャンスを伺う展開。

グランパスも交代選手を考え始める時間だけど、流れ的に交代タイミングの判断は難しかったんじゃないかと思いました。
新潟は点を取りにくるため、交代してきます。

65分、新潟は3人を同時投入です。
グランパスは、前線からのチェックで動いていたため疲れが心配でした。

70分、その交代選手が右サイドからセンタリング。
中央にいた選手に頭で決められました。
新潟サポーターは大声援。これで一気に試合がわからなくなりました。


次の1点が分かれ道です。
追いつかれるのか、引き離すのか。
サッカーで2-0は危険な点差だと言われます。2-1になった時に盛り上がります。それがサッカーの魅力であり面白さでもあります。

そこから、さらに新潟の持つ時間が増えたと思います。
やはり簡単には優勝させてはもらえないと実感しました。
ドキドキハラハラの時間が続きます。

得点後、すぐに新潟は動きました。
72分に2人同時投入。
これで計5人の交代です。

グランパスも75分、和泉に代えて、山岸を投入。
フレッシュな選手が多い新潟を相手に、なかなかボールが収まらなくなっていたところで、山岸の前線の動きにも期待。
山岸は前からのチェックも動けます。

80分、攻撃に守りに動いていた永井でしたが、全力で動いていたため交代。
ベテランになっても走り回る姿は、素晴らしかったです。
永井に代えて、菊地。野上に代えて、中山を投入。
守り固めではなく攻撃の得意な選手交代。中山はスピードもあります。攻撃を活性化して欲しいところです。

押し返せるかグランパス。

そして、いよいよロスタイム突入。
ロスタイムは6分。

攻められても攻撃を跳ね返し続ける。
残り1プレー、2プレーで試合終了。

95分、試合終了目前のところで、自陣のペナルティエリア内で相手を倒してしまう。
危なかったがノーファールの判定。しかし、新潟はPKを要求。
VARで判断されることになったが判断が微妙なため、審判が映像を確認しに行きジャッジするオンフィールドレビューを実施。
祈って待っていたが、その結果判定を変更し、PKと判断。
これによって新潟のサポーターはボルテージも上がります。
倒してしまったのは、交代で入った中山。しかし、チャレンジに失敗はつきものです。全力で応援です。

PK。ここで出てくるのはランゲラック。キーパーにとってこれ以上ない見せ場です。この先どんなシナリオが待っているのか。
止めてくれるのを、信じて待ちます。

キッカーとキーパーの時間です。
PKはキッカーの方が有利です。
倒された小見選手が、そのままキッカーとして蹴ります。小見選手も交代で入った選手です。
小刻みな助走からのシュートは、ランゲラックの逆をつきゴール。
再び、新潟サポーターの大声援。

勢いは新潟。しかし、それを押し返す名古屋。
追いつかれましたが、まだまだここからです。
グランパスは、交代選手も残ってます。
延長戦では、交代枠1人も追加されます。

追いつかれたが、逆転されたわけではありません。
さぁ延長戦へ。

延長 前半

グランパスは、延長スタートから、徳元に代えて山中、森島に代えてユンカーを投入。
山中はフリーキックやセンタリングの技術がありますし、ユンカーはシュートもよく打つし決定力があります。
グランパスは、交代選手にもいい選手が揃っています。

延長では、徐々にグランパスも押し戻していきます。
一進一退。どちらに転んでもおかしくない展開に。

93分、交代で入った山中がセンタリング。
ユンカーが頭で後ろに、山岸が頭でやさしく落とす。
そこには中山。シュートは相手に当たりながらもゴール。
グランパスサポーターの大大声援。
絡んだのは全員交代選手で、尚且つPK献上した中山がここで決めるドラマ。

交代で入った中山。
途中出場なのにPKを献上して落ち込んでいたそうですが、延長が始まるときに稲垣に「試されてるぞ」と声をかけられて、スイッチが入ったそうです。
仲間の存在はとても大事だと思い知らされますし、考え方ひとつで結果は変わります。
普段から声かけしているそうで、稲垣の存在は大きいですね。

ゴールが決まるたび長谷川監督が映し出されますが、喜び方がなんかかわいいです笑

展開がコロコロ変わりますが、常に先取しているグランパス。
このまま決まるのか?
延長 後半へ。

延長 後半 今度こそ

グランパスは椎橋に代えて吉田温紀を投入。
これで交代枠を使い切りました。

あと15分で優勝だ。

しかし、このままでは終わりませんでした。
新潟が後方から前にロングパス、それを受けた選手がスルーパスを出す。
抜け出した小見選手がまたまたゴール。


まさしく意地と意地のぶつかり合いです。
お互いに勝ちたい気持ちが伝わってきます。
こんな熱い試合、なかなか見ることはできません。
両サポーターも負けじと大声援。みんな同じ気持ちを共有しています。

新潟も交代枠を使い切り、全員勝負。
お互いに攻めても決めきれず。

延長 終了。

PK戦に持ち越し

前半の時点では思いもしなかったPK戦。
ランゲラックに有終の美を飾りたいグランパス。
またここで、ランゲラックの舞台が整いました。


コートはどちらでやるのか? 先攻後攻はどちらか?
PKは、サポーターが多い方のコートでやる方が有利です。チームを勝たせるのはどちらか?
どちらにしてもすごいプレッシャーの中、応援合戦。

コートはグランパス側。
先攻は新潟。

これはもうグランパスサポーターも勝たせる気持ちでいっぱいです。
試合では、常に先取していたグランパス。
逆にPKでは、先に取っていく新潟。の流れになります。

ランゲラックの背中を見ていても安心感があります。
やってくれると感じていました。

新潟の一人目。
一人目はプレッシャーもかかりますが、確実に決める選手が選ばれます。
冷静に決められました。

グランパスの一人目は、稲垣。
稲垣の気持ちの強さは、尊敬します。
さすが元FWです。
しっかり決めてPK1-1。

新潟の二人目。
シュートコースにランゲラックが飛ぶ。
ギリギリでゴールから外れる。
ランゲラックの読みと存在感から、コースギリギリを狙ったのだと思います。
お互い脚が攣りそうな中でのPK。すごい勝負です。

グランパスの二人目。
これを決めれば、後攻でありながらグランパス先取の流れに変わります。
ここでキッカーが、キーパーのランゲラック。
実は、ランゲラックはPKのキックうまいんです。
冷静に良いコースに決め、グランパスの流れに。
盛り上がりは最高潮。

その後、お互いに決める。
三人目、グランパスは山中。
フリーキックが得意なだけあって、自分のムードを持っています。

四人目はユンカー。
難しい順番の中、決めきります。
グランパス有利のまま、五人目へ。

新潟が外せば、グランパスの優勝が決定。
みんな祈ります。

しかし、新潟もしぶとく食らいついてきます。
決められました。
やはりここは、グランパスがゴールを決めた瞬間に優勝が決まった方が気持ちいい。

グランパスの五人目。
ここで決めれば優勝決定。
ランゲラックに優勝を。
このすごいプレッシャーの中、キッカーは山岸。
試合前のPKの順番では、7番手の予定だったようです。
しかし、河面が怪我明けと疲労により、順番は繰り上がっての五番目。
そんな中での、この場面。

新潟の毎回追いつく流れを、止められるか。

山岸もいい表情をしています。
ランゲラックはキックを見ずにサポーター席を見ています。
サポーターの歓喜の瞬間を目に焼き付けたかったのでしょうか。
絶対決める。
そう信じたキックは、、、

見事にゴーーーーール!!!

グランパス優勝の瞬間です!

歓喜の渦。サポーターの大合唱!
こんな熱い試合、サポーター冥利につきます!

新潟の追いつきがなかったら、このドラマは起きませんでした。
新潟と新潟のサポータ-にも、この試合を通してリスペクトの感情が生まれました。

お互いに全員サッカーで、死闘でした。

有終の美を飾ったグランパス。
まだまだリーグ戦は終わっていませんが、これで気持ちよくランゲラックを送り出せます。
そして、勝利の美酒は最高です。
5つ目の☆を胸に、残りの試合も全力で応援します!

素晴らしい試合をありがとうございました!